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夢の中、イルカが跳ねた。
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おばんです。飴太です。
ニコ動へ投稿済み楽曲の歌詞解釈を載せるとか言いつつ、
今回はピアプロへ投稿した歌詞の解釈です(´・ω・`)

タイトルは「目隠し鬼子(めかくしおにご)」
モチーフはタイトル通り、目隠し鬼という鬼ごっこの一種です。
イメージしたものは、(子供の)純心無垢故の残酷さ。
「生きるため」の1日を懸命に生きるものを簡単に殺せてしまうような子供の残酷さは
どこかヒヤリとするんじゃないかなぁとか思いながら書いていました。


基本的な設定

子供:鬼達に興味を示し、彼らとどうやって遊べるか・彼ら「で」どうやって遊べるかを考えた後、
子鬼を拉致・目隠しと鈴を付けさせ、一度解放→追いかけて捕まえ殺害 という「遊び」方を見出す。
「鬼さん此方」と呼ぶのは、子鬼達の恐怖を煽るため。

裏話:叫声→嬌声
消えていくのは女性。夕方、男に掴まり辱められて殺され、夜道に捨てられる。
元々はこの設定で書いていた歌詞ですが、あまり表面に出して書くのは気が引けたので
裏設定ということにしてみました。


詳しい歌詞の解釈・歌詞は以下に続きます。


** 目隠し鬼子 **


※「:」部分が歌詞の解釈になります。


無邪気な子等の戯れ
誰も見てないよと潜めた声
逃げ惑う子鬼達の
叫声が藍の夜に響いた

:無邪気といえば無邪気。好奇心といったほうがいいかもしれません
:深夜まで行われる行為ゆえ、大人に見つからないように

伸びた影 絵取る指
上がる口 戯事が始まる

:自分(子鬼)の方へ伸びてくる子供の影に掴まり、戯れるように体を指が這う
:ニヤリと笑う子供 「遊び」の始まり

「鬼さん此方、手の鳴る方へ」
左様ならと黄昏に消える
「鬼さん何処?手の鳴る方へ」
誰もいない石段で揺らぐ

:本来なら逃げる側が言うべき台詞を、恐怖を煽るために子供が代わりに言う
:「左様なら」=「サヨウナラ」 子鬼が夕暮れの中へ逃げ出す。

「おそろしか、おそろしか、鬼さんほんにおそろしか。」
「だけども僕らは遊ぶのさ、鬼さん喚んでは遊ぶのさ。」

:子供達の戯言 恐ろしいなどとは微塵も思っていない


無邪気な子等が夜更かし
誰も見てないよと潜めた声
土に敷く子鬼達の
叫声が藍の夜を穢した

:子鬼が捕らえられる

笑う声 塞ぐ耳
止まる足 最期の日が暮れる

:子鬼は無邪気に笑う子供の声に思わず耳を塞ぐ
:追い詰められた子鬼は自分の死を悟る

「鬼さん此方、手の鳴る方へ」
”サヨウナラ”が濃紺に消えた
「鬼さん此方?鈴の音其方!」
椛の影が目先で揺らぐ

:ここの”サヨウナラ”は子供達の言葉 その日の「1人目」が捕まった
:子鬼に付けた鈴が音を響かせ、見つかる
:蹲っていた子鬼は目の前に迫る手の平に抵抗も出来ず呆然とする

「おそろしか、おそろしか、鬼さんほんにおそろしか。」
「だけども鬼さん愛しいな、鬼さんほんに愛しいなぁ。」


毎夕始まる戯事に
”サヨウナラ”は無いそうな。
「鬼さん此方へ」手を鳴らし
朝方見つかる屍

:ほぼ歌詞の通りです
:戯言そのものに終わり(サヨウナラ)は訪れない→子供達はこの「遊び」にすっかり嵌ってしまっている

鬼さん此方、手の鳴る方へ
鬼さん此方、手の鳴る方へ
鬼さん其方、鈴の音聞いて
さあさ参ろうか

:子供が子鬼を呼ぶ

「鬼さん此方、手の鳴る方へ」
今宵も彼方へ鈴の方へと
「鬼さん此方、お手を拝借!」
夕闇さえも見えなくなって

:今夜もまた子鬼を追いかけ「遊ぶ」子供達
:お手を拝借=子鬼が腕を掴まれる

響く叫声が途切れ
また朝が来る

:子鬼の叫び声が途切れる頃、夜が明ける



と、こんな感じです。Aメロは夜、それ以外は夕方らしい描写にしています。
時代は江戸辺りかなぁと(´・ω・`)


以下、この歌詞を投稿しているピアプロページへのリンクと、歌詞の読みになります。

目隠し鬼子(ピアプロページ)

歌詞-ひらがなver

むじゃきなこらのたわむれ
だれもみてないよとひそめたこえ
にげまどうこおにたちの
きょうせいがあいのよるにひびいた

のびたかげ えどるゆび
あがるくち ざれごとがはじまる

「おにさんこちら、てのなるほうへ」
さようならとたそがれにきえる
「おにさんどちら?てのなるほうへ」
だれもいないいしだんでゆらぐ

「おそろしか、おそろしか、おにさんほんにおそろしか。」
「だけどもぼくらはあそぶのさ、おにさんよんではあそぶのさ。」


むじゃきなこらがよふかし
だれもみてないよとひそめたこえ
つちにしくこおにたちの
きょうせいがあいのよるをけがした

わらうこえ ふさぐみみ
とまるあし さいごのひがくれる

「おにさんこちら、てのなるほうへ」
”サヨウナラ”がのうこんにきえた
「おにさんこちら?すずのねそちら!」
もみじのかげがめさきでゆらぐ

「おそろしか、おそろしか、おにさんほんにおそろしか。」
「だけどもおにさんいとしいな、おにさんほんにいとしいなぁ。」


まいゆうはじまるざれごとに
”サヨウナラ”はないそうな。
「おにさんこちらへ」てをならし
あさがたみつかるかばね

おにさんこちら、てのなるほうへ
おにさんこちら、てのなるほうへ
おにさんそちら、すずのねきいて
さあさまいろうか


「おにさんこちら、てのなるほうへ」
こよいもあちらへすずのほうへと
「おにさんこちら、おてをはいしゃく!」
ゆうやみさえもみえなくなって

ひびくきょうせいがとぎれ
またあさがくる

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